
クリスマス会
保育園と保護者の関係づくりを目的として、親子が一緒に過ごせる居場所づくりを進めています。「come play シオン」では、遊びコーナーや食事コーナーを設け、親子で楽しめるイベントをつくりたいという願いから企画され、卒園児や元保護者もスタッフとして協力してくれます。
また、運動会やクリスマス会など、家族が参加できる行事では、子供の成長を「見せる」だけでなく、家族も「一緒に楽しむ」ことができる参加型のプログラムを取り入れています。クリスマス会では地域の方々がバンド演奏を披露してくれたりと、様々な行事に卒園児家族や地域の方々も参加してくれています。
普段から、連絡帳 (アプリ) でのやり取りや、登降園時の些細な会話を通じて、保育の様子や家庭の状況をお互いに伝え合うことを大切にしています。
さらに、日常の保育でも、家族や地域の方々から「こんな物を園で使いませんか」「こんなことができないだろうか」と、畑で採れたものや海産物、アイディアや特技など、さまざまなものを提供していただいています。
これからは、家族だけでなく、地域でつながる場所となるように、取り組みを続けていきます。
登園では子どもと同じくらい、もしくはそれ以上に保育者が楽しむことを大切にしています。保育者自身のやりたいことが、目の前の子どもにとって大切なことにつながっているため、子どもと保育者がどちらも主体となってお互いを生かしあう保育が行えます。保育者も、ご家族も、地域の方も、大人が子どもと一緒になって楽しむことは子どもたちが生きることを楽しむことにきっとつながります。
シオンこどもえんは、「隣人愛」という法人の理念に基づき、保育活動を行っています。「隣人」とは、単に物理的に近くにいる人を指すのではなく、心の距離が近い、互いを思いあえる存在を意味します。これは、園内だけでなく、地域社会や保護者との関係にも深く関わってきます。私たちは、様々な人々や環境を身近に感じ、それぞれを認め合って生きていくことができる場所となれることを願っています。