
休憩時間の一コマ
午前・午後に子どもたちから離れて、ティータイムをとってリフレッシュをしています。時間をとることは大変ですが、職員間で協力して、出来るだけ全員がとれるようにしています。ほっと一息つける貴重な時間です。
いわみ西保育所では、保育士の仕事と家庭の両立を支援するために、勤務体制の見直しや職場全体での意識改革など、働きやすい職場づくりに取り組んでいます。
< 取り組み内容 >
◆基本的に残業はせずに定時に帰宅。
◆土曜日出勤は月に 1 回。平日に代休を取得し週休 2 日を確保。
◆子どもの行事には、出来る限り参加できるよう配慮する。(有給休暇の利用)
その一環として、法人内 3 園の保育所行事 (運動会・発表会・卒園式など) は異なる日程で行い、保育所に通う子どもの行事にも参加できるようにする。
◆職員全員が協力的であり、子どもの病気や自分の体調不良時にも休みがとりやすい。
こうした取り組みは保育士の仕事と家庭の両立の一助となっているようです。
< 職員の声 >
- 定時に帰ることが出来るので、夕方や夜の予定が立てやすく、仕事以外の時間が充実できている。
- 持ち帰りの仕事がないので、家庭での時間をゆっくりと過ごせる。
- 土曜日出勤が月 1 回なので、それ以外の週末は連休で過ごすことが出来る。
- 行事の日が違うので、自分の子どもの成長を見ることが出来たりするので有難い。卒園式にも出ることが出来て嬉しかった。
- 子どもの病気の時や、学校からの急な連絡にもすぐに対応してもらい、帰ることが出来て助かっています。
これまで、保育士の仕事は精神的にしんどいところがあるだけでなく、仕事を持ち帰ることもありましたが、ここ数年は、職員の意識も変えながら「仕事は持ち帰らない」「時間内に仕事を終える」ということを職場全体で取り組んでいます。
時間内に書類などを書く時間がない時には、職員の負担とならないように、意図的に時間を確保して、勤務表に取り入れたりしています。
ひとりひとりの意識が変わったことで職員間での協力も生まれ、お互いにとって良い職場となるように「お互いさま精神」で助け合っています。ひとりひとりの気持ちに余裕ができると、子どもに対しても職員同士でも、やさしい気持ちが生まれ、あたたかい保育所になるのではないかと思っています。