園児管理ソフト入力の様子
内部研修の様子
おぐに保育園では、ICT 化推進事業を活用し、各クラス 1 台以上のパソコンを導入し、事務作業の効率化による保育士の業務負担の軽減を目指した取り組みを進めています。
◆取り組み① データの管理と共有
園児管理システムで児童簿や成長記録、登降園の管理を行うほか、NAS (ネットワーク HDD) を活用しデータを共有化することで、書面で行うよりも確認作業が少なくなり、重複作業の軽減など、事務作業の時間短縮や負担軽減につながっています。
◆取り組み② 記録や連絡の効率化
行事や持ち物など保護者への共通するお知らせ等は、一斉メールアプリを利用し連絡を行っています。利便性の向上とともに、連絡ノート等の記入時間の短縮につながりました。
◆取り組み③ 研修や会議にも ICT を活用
コロナ禍における各種スキルアップ研修をオンラインで受講できることで、感染防止や移動時間の短縮につながっています。また、園内で行う内部研修や職員会議も、密を避けるために各クラスからオンライン参加で行うなど、新たな取り組みも始めています。
◆その他 安心して保育活動が行えるように、Web カメラによる園舎内外の監視や、毎日欠かせない検温による健康チェックに非接触型サーモ体温計なども導入しています。
業務の ICT 化の取り組みにあたり、現場では慣れない作業への戸惑いがあり、導入の遅れもありましたが、職員間のコミュニケーションをとりながら進めていきました。その結果、少しずつですが残業や持ち帰り仕事の軽減につながり、時間的なゆとりができることで、子ども達とふれあう時間の増加や保育の質の向上につながっていると感じています。
中山間地域に位置する「おぐに保育園」は四季折々の自然に触れながら保育を行っています。近くの川にタモをもって魚を捕まえにいったり、園庭に降り積もった雪で雪だるまを作ったりと子ども達と自然にまみれて遊びます。昨年、園庭にどろんこの遊び場ができて、みんな大喜びです。
また、園バスの運行により市街地より園児は登園しており、保護者の就労に合わせた送迎を行っています。園バスを利用して近くの公園へお弁当をもって遊びに行くこともあります。
子ども達の興味や成長に合わせた保育内容が提供できる「おぐに保育園」は素晴らしい保育園だと思っています。
子ども達と過ごせる時間が増えるよう業務効率化は不可欠です。毎日の朝礼では、楽しい一日を過ごしましょうと職員に伝え一日がスタートします。