センサーを衣服に取付けて睡眠中の体の向きを記録
電子カードをかざして登降園時間を記録
登降園の状況をパソコンで確認
あさひ子ども園では、ICT を活用し保育教諭の業務効率化や負担軽減に取り組んでいます。
■医療機器を用いた午睡チェック
平成 30 年 1 月より睡眠中の突然死 (SIDS) 防止のために、「人の目」と「ICT の目」の両方で、睡眠中の園児の安心・安全を見守っています。これまで薄暗い保育室の中で安全を担ってきた保育教諭にとって心理的に負担軽減となったようです。
■記録
保育に関する計画記録 (日誌、指導計画) や園児に関する記録 (子どもたちの成長や発達の記録) について、手書きで書いていた書類がパソコンでできるので業務が効率化し的確に評価・記録ができるようになりました。
■園児の登降園の管理
保育料の計算も園児の登降園時のデータをもとに自動算出されます。延長保育の開始、終了が ICT 化によって正確になり、計算ミスなく保護者へ請求できるようになりました。
■保護者への連絡
出欠席連絡、連絡帳、メッセージなどはアプリを活用しています。
同じお知らせを園児一人一人の連絡帳に転記していた時間も短縮となり、緊急で迅速に伝えたいことがスムーズに保護者に連絡できるようになりました。
保護者からも欠席連絡等がアプリで行うことができたり、子どもの様子を写真も取り込み伝えることができ、たいへん便利になったとご好評をいただいています。
また、園だより、献立表、給食だより、保健だよりなどの保護者へのお便りも紙での配布からアプリを通じた発信に移行しています。
本園の一番大切にしていることは、子どもの命を守ることだと考えています。
そのうえで、法人の理念「誠」の心で「和」の教育・保育を行っています。
その中で、ICT 化とは何であるかというと、「保育や子どもたちに向き合うことに時間を費やすため」に、ICT 化をすることによって、人にしかできない仕事に時間を多く費やしていくことだと考えます。